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6年前はブルベ中止 [BRM回想]

2017.3.12(日)

 昨日は3.11 6年前の2011年3月11日に大きな震災が東日本であり、地震、津波という天災、そして原子力発電所の事故という人災の多重苦が発生した日でもありました。

 3.11という日付は、大きな災害の爪痕はいまだに残されたまま、心が痛むことを再度突きつけられる日でした。

 自分自身は、その日たまたま翌日開催予定のBRM312道志みち200の試走に出ていて、帰りの道志みち下りで丁度地震に遭遇したらしいのですが、風にあおられた?ぐらいの感覚でしかなく、本震の揺れに対しての体感は実はなかったりします。

その時のブログ 停電:信号の無い世界

 おそらく体感できなかった事が一番の原因だと思いますが、その時点では「翌日はブルベ開催」を前提に行動していました。道志みち200については、その前に試走したスタッフが凍結で落車したりという道路事情で、当日安全に走ることができるかの最終確認をしたいという理由で前日に試走していたもので、そこがクリアされたので自分の中では「開催できそうでよかった」という判断が先にあったからというのが次の理由になるでしょうか。

 2011年はPBP開催年でもあり、年初から前のめりになって走っていたランドヌールが多かったと思います。
それがこの震災で大幅に状況が変わり、業務や家庭の事情でPBPを諦めたり、SR取得までの計画を組み替える必要に迫られたり、といったことにもなりました。

 2015年のPBPからの人達はあまりよく知らない話だと思いますが、2011年のPBP参加には国別参加枠というものが設けられていて、その参加枠への優先を2010年の認定距離(累計:最高3200km)で決めるという仕組みになっていました。

参考: AJ エントリーの優先権(過去の話です、2011年PBP向け)

 そのため2010年は3200km以上走ろうと、SRを2つプラスαぐらいの計画で走っていた人が多かったのです。
最近は数多くのBRM開催があり年間にその距離を走破するのはわりと難しくはないものとなりましたが、開催があまりない地方の人は遠征中心でかなり多くの時間と費用をかけて参加資格を確実に得ようとしてきた過去がありました。

 2010年のBRMでも実は中止になったブルベがありました。
BRM417本栖みち300、降雪で道志みちがおそらく走れないだろうということで当日スタートに集まったところで、主催者から中止判断を聞くことになったものです。

 2011年のPBP参加枠のために、少しでも認定距離を稼ごうと地方から遠征してきたランドヌールが、この中止で「PBPあきらめた」とその時話していたことが耳に残っています。

(※) 実際は2011年のPBPは国内では参加希望者数が国別の枠に未達となり、2010年の認定距離での優先は実質的に無関係でエントリーできたようです。国別の枠で日本に数多く割り当てられたのは2010年にたくさん走った人達によるものですが……

 後から振り返ると、周りがよく見えていなかっただけなのかもしれません。
が、当時はかなりいっぱいいっぱいで、言葉に言い表せない苦悩がありました。

 ブルベは距離の認定であり、それ以上のものでもそれ以下でもない。

 想定不能な天候による中止は仕方のないことですが、予想できる範囲であれば、天候(気温、降雪、凍結)理由による中止にならないコース設計をすることが、当時の自分にとっては優先されるべきものという認識になったきっかけでもあります。
 凍結リスクが大きい時期に凍結しそうなコースを引くことは、自分に取っては主催者として背信行為だと思っています。

 最近は開催数が増えて、多少ゆがんだコースでも需要があるからいいか、と思える人もいるとは思いますが、基本的なところはきちんと抑えておいた方がよいというのが持論です。


 
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