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PBP2015・走行計画奇策無し [PBP]

2015.9.3(木)

 もう既に辛かった記憶がだいぶ抜けてしまってますが、今回のPBPの走行計画がどの程度のものだったかを最初に書いておきましょう。

 私にとって2015年は2回目の参加となるので、まずは2011年の過去の履歴を引っ張り出して来ました。
(コースはだいだい同じで大きな変更はなかったはず。各コントロールの距離とクローズ時間は若干異なります。)

 あまりきちんとログを残していなかったので、正規のコントロール通過時刻をブルベカードから転記しています。
2011年は並んだ順のウェーブスタート形式で、私は90時間コースの最終組20:00スタートとして出走しました。
ドロップバッグも同じようにLOUDEAC(ルディアック)で往路、復路ともにあり。そこで仮眠を取っています。

 まず前回の時間を記入したところで、どういった時間の使い方をしていたか思い出します。

 当時は今と違ってまだだいぶ走れた方ですが、それでも時間が足りなく睡眠時間を確保することが困難でした。
最初の晩は仮眠無しでなんとか乗り切れたかと思いきや、朝方になって道路脇で少し仮眠を取ったりもしていました。

 二晩目のLOUDEAC(ルディアック)到着時刻がなんと日付を超えて深夜0:48ということになっています。
クローズ時間を超えて若干の借金から再スタートでも1時間から1時間半ぐらいしか仮眠できなかったような気がします。

 そしてBREST(ブレスト)アタックもなかなか時間がかかってしまい、到着は3日目の13:55という状態。おそらく1時間ちょっとしか貯金がない。お昼を食べてからの再スタートは貯金ほぼゼロからのものになっていたと思います。

 三晩目の帰りのLOUDEAK(ルディアック)は夜になってからマイクロスリープもあり途中路上で寝たり、かなりのボロボロで、到着したのは日付が変わってだいぶたった3:36、クローズまで20分ぐらいのところで滑り込みです。
シャワーを浴びて着替えて仮眠室に行く時間はなく、ドロップバッグを置いてあった場所のベンチでほんの少しだけ横になってごく短時間の仮眠で再スタートをしていったはずです。

 TINTENIAC(タンテニアック)までは我慢の走行で、そこから先はたしか仲間と別れてソロでの走行がだいぶ増えたと思います。それぞれ眠くなったところで道ばたで寝ていくとか、トイレに行くから先に行くとか、誰かと一緒に走る余裕が全く無くなっていたというのが実際です。

 そこから先、FOUGERES(フジェール)までは途中でRUSA(カリフォルニアだったか)の人達と一緒に走ることができて、あちらのリーダーと少しおしゃべりしながら楽しく走り続けることが一時的にできたことを覚えています。
13:00にFOUGERESに着いた時はほんの少し貯金も出来て、「これで完走が見えてきた」と思ったのですが、快調だったのは次のVILLANES-LA-JUHEL(ヴィレンヌ・ラ・ジュエル)まで。
日が落ちるとやはり速度が落ちて眠くなり、気がついたらかなりの時間が経っているのにあまり進んでないということが出て来ます。泣きそうになりながらなんとか歯を食いしばってMORTAGNE-AU-PERCHE(モルターニュ・オー・ペルシュ)にたどり着いたのがこれまた日付を大幅に超えた3:09。

 四晩目は寝る時間がさらに無いのですが、身体的にはもう限界で走れませんでした。
「ここは借金を背負ってでも1時間仮眠してから再スタートしよう」と宣言して、コントロールの食堂の隅っこで1時間ほど爆睡。そしてそこからは「遅れたらタイムアウトするから」と鬼のようなことを言って、真っ暗な道を進んで行くことになりました。2011年は全てが数字のゼッケンで誰が何時のスタートかはパッと見ではわかりません。よほど速い人は別にして、だいたい流れのなかで少しずつ前を追い抜いていくペースで走れば次のDREUX(ドリュー)は間に合うはずという感覚で、その時点の精一杯の力で漕ぎ続ける。下りも漕ぐ、という進行になりました。

 そして夜が明けて少し道が平坦になり、DREUX(ドリュー)まで間に合うことが確信できてからペースを緩め、あとは淡々と走ってDREUXへ滑り込み、そこから最後のゴールのSAINT-QUENTIN-EN-YVELINES(サン・カンタン・アン・イブリーヌ)までなんとか間に合って、13:21ゴール。89時間21分(公式リザルトでは89時間20分)となったわけです。

 前回と今回の足前で言うと今回は3割減ぐらいの出来でしかなく、その力を100%出せたとして、ほとんど余裕時間がありません。特に体重増加による上り区間の速度低下が顕著で稼ぐ必要のあるところで時間を稼ぐことがほぼ絶望的。
時間を捻出できる可能性があるのは、コントロールや休憩ポイントでの時間の節約しかありません。コツコツ貯金を続けるカメさん走法でなんとか乗り切れないか試算してみることになります。

pbp2015plan.jpg


 実際は、こういったプレーンな表だけでなく、A4のコピー用紙に時間軸を切って、だいたいこんな感じかな?という試行錯誤もしていますが、LOUDEAC(ルディアック)、BREST(ブレスト)、帰りのLOUDEAC、MORTAGNE-AU-PERCHE(モルターニュ・オー・ペルシュ)については自分としての目標時間を入れておきます。

 最初の区間でいうと、約450kmを27時間で走行(Ave.16.7km/h程度)を想定しています。
というか、それが走れなかったら最低限必要な仮眠をする時間が取れなくなるため、時間内完走は諦めるということです。実際にはAve.20km/h程度を目安に走って、休憩時間をなるべく少なくすることで考えています。

 この区間距離、実は今年のBRM709PBP1000の仮想ルディアック(弟子屈)と同じです。このPBP1000試走(夕方17時スタート)での自分の弟子屈到着はスタートから約25時間後(ホテルチェックイン前の買い物などを除くと24時間半ぐらい?)となっています。そういう意味では途中仮眠や大休止を取らずに走れれば26〜27時間での走行は出来ないこともないでしょう。

 LOUDEAC(ルディアック)で23時に到着できれば、そのままシャワーを浴びて仮眠を取って、クローズまで2時間は寝られるのではないか? というぐらいのかなり限定的な仮眠時間での条件ですが、そのくらいしか完走できる走り方の見込みはつけられませんでした。

 帰りのLOUDEACは、なんとか23:30に戻って来られれば、クローズまで3時間程度寝られるのではないか。
最後のMORTAGNE-AU-PERCHE(モルターニュ・オー・ペルシュ)は、1:30までに戻って来られれば、クローズまで2時間程度寝られるのではないか、といったぐらいの粗い予定です。
低強度での走りでなるべく身体の疲れを溜めないようにして、短い仮眠時間で眠気を感じることなく安全に走り切る。
それができそうもないと判断した時点で、クローズ時間のことは考えずに時間内完走は潔く諦める。
そのための目安時間ぐらいでしかありません。

※補足
 各行にあるAve.というのはそのコントロールまでの区間におけるクローズ時間から逆算した平均時速です。
PBPは他の1200kmと異なり、各コントロール間毎にクローズ時間が若干ずれているようです。通常のBRMの感覚だと600kmまでは15km/h計算であり600kmから1000kmまではそれよりも遅い速度で計算されますが、その計算とは異なります。クローズ時間を気にせず走ることができる人にはあまり関係ないかもしれませんが、ギリギリ隊とか仮眠で寝坊し隊という方には、このあたり気をつけておいた方がよいことになります。



 
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