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豪雨ブルベは単なる雨ブルベとは違う装備基準で [安全装備]

2014.6.9(月)

 週末の北関東400、おそらくオダックス埼玉のアタック日光&ビーフもほぼ同じ天候でしょうが、荒天に恵まれました。北関東400参加者の話を聞く限り、また一部コース上を車で巡回して実際に目で見ていますが、「雨ブルベ」とは違う「豪雨ブルベ」の洗礼を初めて受けた方もいらっしゃったようです。

 今回、直前の6/5(木)から6/6(金)にかけてスタッフ試走に出ていたのですが、6/5のスタート直後はまだ曇りで持ってくれていて雨に降られた割合は8割程度で済みました。豪雨かな?と思える状況は3割程度。普通の雨ブルベよりはだいぶヒドイ天候でしたが、それでも本番よりはまだ良かった方だと思います。

 雨ブルベでも多少の雨対策は必要となりますが、豪雨の中延々と走り続けるためには、さらに一工夫というか装備を充実させたり、走り方(と休憩の取り方)に工夫が必要だと思います。

 話には聞いていて知っていたこと、知っていたけどこれまで実感がなかったこと、そもそも知らなかったこと。
人それぞれかなり違うとは思うのですが、今回の北関東400で実際に起きていたことをいくつか列挙します。

・ライト水没
 自転車用のライトは防水でないものが多いです。
 ある程度ゴムのシールで完全ではないもの防水性を備えているように見えるものもありますが、使い方次第で水没することもあります。
例)CATEYE HL-EL540逆さ吊り

キャットアイ(CAT EYE) ヘッドライト ECONOM Force HL-EL540

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  • 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
  • メディア: スポーツ用品


 HL-EL540を使っている人は多いですが、あくまでもこれはライトホルダーの上に本体を載せて使うことを前提としているライトでしょう。後ろの蓋の下側を見ていただければわかるように、空気抜きの穴が空いています。そして黒い本体外側のプラスチックボディの後ろにも2つ穴が空いています。
正立で使うにはあまり問題とならないようですが、倒立(逆さ吊り)で使うとこの空気抜き穴から浸水しやすいというのは、本体の造りをよく観察していれば気づくかもしれません。今回も実際に水が入った方がいたようです。
乾電池でなく充電式のeneloopなどを使うには空気(ガス)抜きが本来必要なので、ライトの設計としては正しいのだと思います。ブルベライダーとしては、蓋の隙間をビニールテープで巻いて防水性を確保するなど使い方で工夫をしていけば問題ないかもしれません。
※私自身は配光の問題もあるので正立で使う用にしています


・ポンプ水没
 ポンプに水が入って使えなくなってしまっているケースもあるようです。今回の雨でダメになったものもあるでしょうし、場合によってはそれ以前の問題で、いつかの雨ブルベで壊れてしまったものかもしれません。
豪雨の際はポンプが水没しやすくなるのですが、同時にパンクもしやすいため、パンクをして始めてポンプが使えないことに気づくケースが多いのかもしれません。
対策としては、ビニール袋に捲いておく。またはサランラップで綺麗に捲いておく、などがあります。
また、定期的に携帯ポンプは実際に使ってみて、という点検をしておく方が安心です。


・パンクに次ぐパンク
 路面が完全に水に覆われてしまうような状況だと、目視しても路面が見えないところを走ります。かなりの部分を運頼みにタイヤがどこを踏むかを決めていくわけですが、異物を踏んだり、穴にハマったり、ということが普段よりも数倍高い確率で起きてしまいがちです。
 雨の中でのパンク修理(クリンチャーならチューブ交換)は、普段以上に難易度が高いです。原因となった場所の特定、適切な対策、時間をかけてでも慎重な作業をもって一発で直せるようにするのが一番ですが、気持ちが焦ってしまって直しきれないことも多いようです。
異物を踏んでタイヤに穴があくこともあるので、タイヤブートやパワーテープ、また濡れたタイヤを十分に乾かせるだけの乾いたウェス、ペーパータオルなどを持っていた方が安心です。

PARKTOOL(パークツール) タイヤブート TB-2C

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  • メディア: スポーツ用品


・チューブ不足
 400kmだと2本ぐらいは持っているでしょうが、運悪く1本が不良品だったりして1回のパンクで2本ともチューブを使い切ってしまうこともあるようです。チューブが裂けていたり、バルブ周りのトラブルでなければパッチで補修して予備を確保しておくこともできますが、場合によっては3本以上積んでおく方がよいのかもしれません。
※コース途中で調達可能だったり、その時はDNFすると決めていれば、それはそれでアリでしょう。


・輪行袋の水ぶくれ
 DNFする確率が高いブルベですから輪行袋はおそらく必須装備となるのでしょう。でも、輪行袋はたいがい防水性はありません。そのままボトルケージに差しておくだけだと、雨を吸って水ぶくれとなります。また、実際には水に濡れた輪行袋は取り扱いが難しく、輪行で帰ることが困難になります。
 これもポンプと同じですが、ビニール袋に捲いておくことで水濡れ、水ぶくれを防ぐことができます。家で準備できてなければ、コンビニ袋で覆っておくだけでも十分。ペダリングに支障のないようにばたつかないようにきっちり捲いておきましょう。
※私は防水オルトリーブ(サドルバッグ)の中に仕舞ってたりします。

・レインウェアはどんな高いものでも長時間の雨は防げない
 ゴアテックスだろうが何だろうが、長時間はもちません。スタートからある程度の時間は快適でしょうから、ゴアテックスのレインウェアを使うことは正解でしょうが、過信は禁物ということ。

(モンベル)mont-bell GORE‐TEX サイクルレインジャケット (男女兼用)

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  • 出版社/メーカー: mont-bell(モンベル)
  • メディア: ウェア&シューズ

防水よりも、「濡れても快適かどうか?」をウェア類の選択基準として大きく考え方を変える必要があります。

シールスキンなどの防水ソックスが防水として働いてくれるのはせいぜい200kmぐらいまででしょうか。レインウェア(下)の中で自分の汗など水滴がどうしてもできてしまい、それがソックスの裾口から内部に滴り落ちていき、最終的には水バケツ状態になるのがオチです。


(これはあくまでもサンプルです。シールスキンにはいろんなタイプのソックスがあります)
ロスコ シールスキン防水ソックス Mサイズ

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  • メディア: その他

 どうしても防水ソックスで乾いた足がいい、という場合は、交換用のソックス、レッグカバー、またレインウェアを交換、またはコインランドリーで乾燥させるなど、運用での工夫が必要でしょう。

 それよりは、濡れることを前提に濡れても比較的快適なメリノウール素材のソックスを導入する方が手軽かもしれません。

(これもあくまでもサンプル)


・十分なスペアバッテリーと交換計画
 乾電池、ボタン電池はたいがいコンビニで買えますから全部積んでおく必要はないかもしれませんが、雨の中電池交換をするのは、ちょっと面倒だったりします。
視界が悪い状況では全てのライトを全灯状態にするしかありません。昼からライトを全灯させるとそれなりに電池は必要となります。尾灯は忘れがちですが、eneloopなどで駆動させている場合はフル充電のeneloopにスタート前の時点で入れ替えておく方が安心です。また、使っている尾灯ごとにランタイムが異なりますので、どこで電池交換をするか?距離、または時間で先に決めておいて計画的に早めに交換する方が楽でしょう。

 400kmはオーバーナイトまるまる1回なので、夜間走行だけの点灯であればTL-LD650(公称ランタイム:15時間)を電池無交換で運用できるはずですが、昼間から全灯するためには途中で1回交換が必要です。

キャットアイ(CAT EYE) LEDテールライト TL-LD650 RAPID5 ブラック ce02380

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  • 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
  • メディア: スポーツ用品

 過去ログでも何度か同じような話を書いてる気がしますが、昨日の今日で忘れないうちにφ(..)メモメモ
しておくことにします。


 
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コメント 2

たまけん

いろいろと勉強になります。
EL540は私も使っていますが、マップの装着の関係で現状下向きになってしまっています。配光の問題も指摘はされているのですが。
豪雨の中を完走するかどうかは時間とかケースバーケースですが(炎天下で灼熱地獄の途中で短時間降られるのはむしろ天国(笑))、ジテツウ中に豪雨というのは最近もありましたので、今後はマップの装着方法をまず考えなくてはなりませんね。
by たまけん (2014-06-16 23:10) 

pika

たまけんさん
普通の人の使い方ならあまり問題にならないのかもしれません。
ずっと豪雨みたいな中走るシチュエーションはブルベぐらい?
マップやキューシートホルダーとの位置関係は難しいですよね。

by pika (2014-06-18 06:43) 

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