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経験のなさを他人の知識で補えるか [BRM初心者講座]

2013.9.18(水)

 自分が教わる方でも、教える方でも、このあたりは永遠のテーマのひとつかもしれません。
経験していないことをどうやって学び、自分の知識として取り入れ実戦で活用していくのか?

 完成形というわけではありませんが、それなりにブルベを走っていれば自分なりの装備のパターンや各種判断基準が身についてきます。日々進歩するかもしれませんが、始めたばかりの当初から比べると穏やかな進化になります。

 他の人の経験から来る「こうするといいよ」的な知識は、実はとてつもなく役に立つものですが、受け手がそれを理解できるまでのレベルに来ていないと受け取ることはできません。またそのレベルに達していたとしても、自分で考えて積極的に理解しようとしない限りは無理でしょう。たくさんの事例やヒントが目の前に置かれていても、気づくことなく流してしまう人が大半です。

 リスクを関知する能力が低ければ、「たいしたことない」「じぶんには要らない」みたいな感じで高をくくり、何も対策を取らず考えることも無く、やり過ごしてしまうことでしょう。

 自分の求めるスタイルに合うか合わないか、という判断は必要ですが、どうして他の人はそんなことをやっているのだろう?という事例に対して理由を探る視点がもてるかどうかでも、大きく違うのかもしれません。

 分かりやすい例を言うと、200kmのブルベを初めて走るような人の大半が、小さな尾灯を申し訳程度につけた状態でスタート地点へやってきます。CR2032あたりのボタン電池を使った小さな尾灯。
200kmで殆どが昼間の走行ならそれでいい。そう思って割り切っている人もいるかもしれません。そこは個人の判断です。でも、ファストラン志向でg単位で装備を削って速さを求める人ならそれもありでしょうが、何度かブルベを走っている人で、そんな小さな尾灯だけで走っている人はごく少数派になっていきます。

 そんな小さな尾灯では役に立たない、ということを経験的に知っているからです。
(車を自分で運転しない人は、このあたりあまりよく理解しにくいかもしれませんが、自転車で誰かの後方を走っていても気づける人は気づけます)

 実際に大型の尾灯に付け替えるタイミングは人それぞれでしょうが、経験者の話を聞いて「それなら最初からつけておこう」という人と、夜間走行や昼間でも荒天で視界の効かない国道を怖い思いをしながら走ってようやく気づいて「やっぱり変えておこう」という人と、どちらが自分にとって望ましい姿かを考えた方がよいと思うのです。

(補足)
大型の尾灯がついていたからといって後方からの追突事故を完全に防げるということにはなりません。
ただし後方からの追突事故は公道上ではそれなりの件数発生していて、実際にブルベ中でも起きています。
そうなったときに「自分の装備で事足りていたか?」という事を事後になって反省するのでは遅いのです。

 リスク管理は「たぶん無いだろうけど万一の事態に備える」ことが必要になります。どこまで見越して装備を持つか、余裕をもった走行計画を立てるか、またそれが実現できるような走りを日頃のトレーニングで身につけておくか、そのあたりも最終的には人それぞれ、という言葉でしか言い表すことができません。

 スペアが足りなくて機材トラブルでDNFというのは別に恥ずかしいことではありませんが、どうしても完走したかった、とか思い入れのあるブルベでは、それなりに後悔することになるでしょう。
何度同じトラブルに見舞われても、同じような装備しか持って無くて自分で対応できない、という人もいます。それはそれでその人のスタイルだと思うので尊重したいとは思いますが、傍から見ていると「勿体ないなぁ」という気がするのも、またひとつの見方です。

 自分自身、「学ぶ」「まねぶ」というところがそれほど得意な方ではないので、学ばない人の気持ちが理解できないこともないですが……2回やったら、3回目は防げるようにしよう、ぐらいの判断基準は先に決めておいてもいいのでは?と思ってしまいます。

 ちょくちょくここで書いているのは単なる事例のひとつでヒントにしか過ぎませんが、それなりに走ったうえでの経験に基づいた装備だったり諸々の話だったりするわけです。ここに限らず先人の知恵はうまく拝借して、自分のものとして消化していく方がスマートだと思う次第です。

 ここでも記事によっては玉石混淆でしょうが、
あたりのカテゴリーで書いている記事はそれらの多少のヒントにはなると思います。

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コメント 2

Trinity(@tri1021)

宮城1000のゴール(通過チェック)地点のローソンとっしー氏が到着してイートインコーナーでしばらく風雨をやり過ごしていたら某黒澤氏がトランポで乗り付けてしばし雑談。
雨が小降りになったのでぼちぼち受付に…ってタイミングで
”他の人の装備を参考にしたいから撮影させて。”って黒澤氏があれこれ撮影していたのが印象的でした。
速い人ってのはただ速いだけではなく色々な工夫とそのためのアイディア収集に余念が無いんだなあ、と。
by Trinity(@tri1021) (2013-09-18 15:08) 

pika

>Triさん
黒澤さんはそういうのマメですよね。
だから例の反射材付バックパックとかライトホルダーとか実戦的な機材開発に関与されているのでしょう。
by pika (2013-09-18 17:17) 

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