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高級自転車窃盗容疑?報道と心理の不思議な関係 [時事問題]

2013.7.9(火)

 時事ネタです。

 自転車クラスタというか、ブルベクラスタでは元の「窃盗」事件は有名ですが、続報が昨晩深夜から未明にかけてネット経由で流れてきました。

たぶん最初に報道したと思われるところ(参考:ウォールストリートジャーナル:ソースは時事通信社)

(一部引用)
>高級自転車窃盗容疑で男逮捕へ=事前にネット出品、売り先確保—警視庁

>他人の高級自転車を無断でネットオークションに出品し、売却先を確保した上で盗み出していたとして、警視庁池袋署は8日、窃盗容疑で30代の男の逮捕状を取った。
>逮捕容疑は、6月17日、東京豊島区池袋の自転車雑誌編集長の男性宅で、ガレージに止めてあった高級自転車を盗んだ疑い。
(引用終了)

 タイトルに「男逮捕へ」と書かれていることから、どうも早とちりしているような気がするのですが、「既に逮捕されたもの」と思っている人が多いようです。未明から今朝にかけて、Twitterを眺めていて、ちょっと空恐ろしさを感じました。

 実際にはその後の動き(実際の逮捕など)もあるかもしれませんが、今朝の時点で知る限りは、その次の話はまだ出てきていないと思われます。

 自転車乗りにとって、自転車を盗られるというのは、激しく感情を揺さぶられる話であり、過激な発言などで反応する人が(ネット経由だと特に)多いと思われるわけですが、その様を見ていて、違う意味で「なんだかなぁ」というやるせなさを感じたのが、このエントリー(記事)を書こうというきっかけだったりします。

 気持ちの上では理解できます。

 訳のわからない自転車泥棒がいる。不安だ。
 自転車乗りにとって、こんな社会不安を煽るような犯人は早く捕まって欲しい。
(自分が感じる)不安がなくなって欲しい。

 そんなところなのでしょうか?
「逮捕」という文字を見て、「捕まった」→「もう安心」みたいなところも見え隠れしたり。

でもね、そこであえて思い出して欲しいのは、個別の犯罪は個別の犯罪であって、全てが解決するわけではないこと。
そして、最も重要なことは「容疑者が逮捕」というのは「真犯人があがる」ってわけでもないということ。

前者は前者で、警戒は必要なわけです。
ちょっと目新しい手法での窃盗犯がひとりこれで消えることになるかもしれない、というだけで、
日々起こっている自転車の窃盗は全く変わらず続くことでしょう。

後者は、ちょっとばかり説明が難しいですが、報道など自分の都合のよいように解釈して、それをそのまま鵜呑みにしてしまう傾向が強いのは、日本人の特性なのか何なのか、すごく気になるのです。

物的証拠があって、容疑者が検挙されて、自白の強要など無法な取り調べ無しに容疑を認める。
という流れがあって、ようやく「容疑者」=「犯人」なのかな、と。

警察は、シナリオを作って逮捕〜誘導尋問〜調書作成(シナリオに沿った自白強要)することが多いです。
そうじゃなく、本当の犯人であればよいのですが、ある程度ネタがそろうまでは、容疑者だとされた人物を犯人だと決めつけた見方をするのは危険だと思います。

(以下はおまけの憶測)
ネットオークションが舞台になっていたり、事前に窃盗予定の自転車を撮影するなど、手が込んでる手法だったため、物珍しさから報道が大きくされていると思います。

警察の捜査が入れば、オークション運営側もIDや通信履歴など、必要な情報は開示するでしょう。
ヤフオクは本人確認も一応行っていることになっているので、IDと本人の住所、氏名、などは形式的にはひも付きます。そのあたりに嘘やID盗用が無ければ、「そのID使用者」=「容疑者」なのでしょう。

実際は簡単な話で終わるのかもしれません。
でも、ID盗用は割と結構あるんですよね。そのあたり気になります。
誤認逮捕とかは、どうしても防げない事でしょうが、他の事件とかで酷い事例が続いてますから。

昔から日本人的には「犯人が捕まると安心」みたいな空気があって、警察は「とりあえず誰かを犯人としてしょっぴくこと」を優先しています。
そして、社会は安心した、ってことになるのですが、これが冤罪発生の温床になっています。

恣意的なことはいかようにも出来る、そのあたりがとても気になるのです。

自転車の窃盗はやめて欲しいと思うのですが、それとは別に、ちょっと思ったことを書いてみました。
うまく伝えきれているかどうか。

(追記)
窃盗の模倣犯などに参考にされる危険もあるので、窃盗の手法や防犯対策については、あまり詳しく書かない方が良いと思っています。
防犯対策や捜索方法などは犯人に逆にヒントを与えることにもつながるので、共有される場合は相手を選んでうちうちでする方が良いのではないかと。

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