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ブルベの練習ってあるの?(初めてのブルベの場合) [BRM初心者講座]

2013.3.26(火)

ブルベの練習ってあるの?
と、たまに訊かれることがあるのですが、実際のところどんなものでしょう。

ACP公認BRMということで言えば、200km、300km、400km、600kmというのが主要なブルベですが、200kmを走ることが300kmにチャレンジする前のステップとなり、300kmを走ることが400kmにチャレンジする前のステップとなる。
基本的には、そういうつながりでひとつずつ距離を伸ばしたものにチャレンジしていけば自ずとクリアできるような仕掛けになっているように思えます。

最も最初の段階である200kmにチャレンジするといった場合、どこまで練習が必要になるのでしょうか?

実は200kmとか同じ距離でも、それぞれのコース毎に難易度の差はかなりバラツキがあります。
山岳がとても多いコースや、気温変化が激しいコース、またコースというより当日の天候の移り変わりによる厳しさによる差はかなり大きなものがあるでしょう。

ブルベは元々、ロングライドの距離認定みたいなもので、規定時間以内に定められた距離を走り切ったことを「認定:Brevet」して貰えるわけです。
200kmなら13時間半という制限時間があるわけですが、おおまかに言うと1時間あたりの移動距離は15km。
休憩している間も時計の針は進み続けますが、平均時速15km/hをキープできれば時間内に完走できます。

信号が少なく、平坦基調の200kmであれば、普通のロードレーサーやランドナーに乗ってその200kmを走ることは、さほど難しいことではないでしょう。
そう思える人が、まずは200kmへの参加資格の最低条件をクリアしていることにつながるような気がします。

200kmという距離を過去に走ったことがある・なしで言うと、なしだと参加してはいけないのか?
と、気にされる方もいると思います。
実際には、200kmを走ったことが無くてもブルベに参加することは可能です。
ただ、ブルベ自体は参加者が「自己完結したサイクリスト」であることを前提条件に置いています。
明確に排除するような具体的記述はないでしょうが、基本的にソロで200km完走できるだけの能力(体力、知力、自転車の整備やトラブルへの対処、等々)があることは当たり前のこととなります。

私もあまり自転車経験が無いうちにブルベを走り始めた方なので、あまり偉そうなことは言えないのですが、本や雑誌、またネットの情報がたくさんあると、気軽に参加できるように思う人が多いかもしれません。
でも、それはちょっと待った!

本当に参加できるかどうかは、自分で判断しなければならないのがブルベの世界です。
参加する、というより、準備から終了までの間で何度も何度も自分の判断が試されます。

・エントリーできる準備が整ってなければエントリー見送りの判断をする
・エントリーする
・出走できるように自転車の整備状況、自分の体調が万全かの判断をする
 (出走できる準備が整ってなければ出走中止)
・出走する
・走り続ける
 (指定されたルートを辿って、PCの開閉時間内に到達しているか)
・途中でダメだったらリタイアするかの判断をする
・完走する
 (認定に必要なカード、レシートなどを全てクリアしているか)

もし、どこかで他人任せの判断に身を委ねようということを期待してしまうのであれば、
本来それは参加するに値しないということを知っておくべきだと思うのです。

ブルベの初参加といっても、多くの人は、既に自転車で長距離を走ることは何にも問題の無い人だったりします。
そういう人にあれこれ言うつもりは毛頭ないですが、そうでは無い人が参加するのであれば、話は多少変わってきたりします。

ブルベは、ノーサポートなのでエイドステーションとかレスキューはありません。
一般の商業イベントでは、いたせりつくせりでそういったサポートがあったりもするわけですが、それとは全く異なる世界です。

トラブルが無ければ、たぶん殆どの人が完走できると思うかもしれません。
しかし、ブルベではなぜかトラブルがかなり多く発生します。
そのことに全て自分で対処して、最後まで走り切ることがブルベ本来の姿でしょう。

厳しめの見方をすると、200kmでもコースとしては、途中で気軽にDNFして輪行で帰れるようなコースは甘えたコースなのでしょう。
例えば、定峰200では、輪行で離脱できるポイントが用意されています。
(事前にコースから自分で読み取って準備すべきことです。主催者から離脱用の説明はありません)
これは、初心者がブルベに初めて参加することを考慮して、万一の際には比較的リタイアすることも難しくなりすぎないように、ということを考えてのことだったりします。

本当は、200kmではなく、もう少し短い非公式の走行会などを企画して、そこでブルベ参加に向けた「練習」みたいなものがあっても良いと思うのですが……
ACP公認BRMを主催していくだけでも、それなりに工数がかかり、スタッフの土日など休みの日で動ける時間が消費されてしまいます。

200kmに参加される方には、事前に200kmを走っておきなさいとは言いません。
ただ、160kmなり、120kmなり、最低限ご自分で200kmにチャレンジするための事前準備と心構えが出来ているところまではもってきておいていただいた方が良いのではないかと思います。

あと一般的に言えることとしては、PC間を無補給(休憩無し)で走行できるような練習は、ペースは遅くて構わないのでやっておくとよいと思います。目安としては50kmを連続走行です。
平均速度で25km/hを維持するのは、郊外の信号のない平坦なコースでは可能でしょうが、そこまで出せなくても十分です。20km/h以下で移動すると2時間半から3時間弱となるので、そのくらいの距離・時間を連続して走行できるようになっておけば、かなり違うと思います。

実際にはPCでなくても、自分の都合にあわせて休憩タイミングは設定すべきですが、200kmであれば50km連続走行できると組み立てやすくなるはずです。


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コメント 6

take

不得意だったり、不安だったりする部分。
例えば登り坂や迷ってしまいそうな街ナカを切り取って試走するのは、練習とまではいかないまでも、全体像をイメージするには持って来いかも知れません。
また、現地まで遠くて切り取り試走出来ない場合は、同程度の斜度や距離の登り坂でかかる時間や疲れ具合を経験しておくのも一つの方法ですね。
そして後はイメージ!完走できるイメージ!
ぴかさんのおっしゃるとおり自己完結の準備も含め、イメージ!!!
何時まで経っても初心者マークが取れない僕のやり方なので、初200kmの方にはわかりやすいかも。
だから、初心者マークが取れねーんだよ!ってのは置いといてw
by take (2013-03-26 19:38) 

お名前(必須)

そう思います、『自己完結』であると。
BRMに限らず昨今の風潮として、『他人』任せや責任転化をして自己の能力について何も考えない部分があります。
自転車人気が高まり裾野が広がりブルベ人口が拡大する面もあります(僕もその一人)が、陰の部分もあります。
自己研鑽に努めます。
by お名前(必須) (2013-03-27 06:22) 

pika

>take
補足、ありがとうございます。
自転車の走り方とか、ロングライドの走り方とか、そういったものは自分なりに納得した方法が確立されていて。
それがどのレベルだからいい、わるい、ではなく、自分なりにその時点で確立されている、というのが、なんとなくイメージしている参加の前提条件なのですけど。
私も、万年初心者マークですw
そういうこと言ってると、殴られそうですが偽らざる本心。
by pika (2013-03-27 16:13) 

pika

>お名前(必須)さん?
自分もまたそのひとりであるので、スパッと言い切りにくいところが多分にあるのですが、増える時にはいろんな人が参加してきます。
自己完結、たしかに大切なんですけど、分かった人だけが参加してくるとは限らないのが、たまに困ったりするところです。
主催の初心者もそれなりに試行錯誤しています。
by pika (2013-03-27 16:16) 

kayo

いつも拝読しています。ブルベは200を2回走っただけで今はお休み中です。(自転車は乗ってますが)
何故かというと、2回200km走って、つぎ300となったときに、やっぱ自分には足りない所(体力も技術も)があると思ったから。
ブルベって距離はともかく制限時間とか平均時速とかだけみちゃうと、ちょっと大した速さは必要ないって、敷居がひくいぞと、勘違いしやすいんですよね。
でもサポートなしでいろんな条件、体調やら天候やらの中、決められた時間内で決まったコースを走るってけっこうな総合力が要求されますよね。そこんとこ、これから走るみんなには判って欲しいなあ。。。


by kayo (2013-04-02 16:33) 

pika

>kayoさん
いらっしゃいませ。走りはじめてしまえば、徐々にステップアップできちゃう人もいますし、少しずつゆっくりという人もいますよね。
おっしゃるように、それなりに求められるものがある世界なので、ある程度心してチャレンジして欲しいとは思ったりします。
適切なコースと、恵まれたコンディション(お天気など)のもと、300kmにチャレンジできる日がそのうちきっと来ますよね。
by pika (2013-04-02 21:11) 

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