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スマートに走ろう [交通安全]

自転車乗りにもいろいろあるのでしょうが、ブルベを走るランドヌール(ズ)には、他の人たち以上に常日頃から
「スマートに走ろう」
ということをお願いしたいと思っています。

ブルベは一般公道を使ってルートを決めて、それに沿って走らせてもらうことで成り立っています。
競技ではないけれど、多くの自転車乗りが似たような格好(反射ベストなど)をして、いくつもの集団になって駆け抜けていくわけです。

想像して欲しいのです。
それを全く見ず知らず、自転車の事もブルベの事も知らない人が眺めていたとすると、どう感じるでしょう。

まず、集団の人数が多いだけで、恐怖を感じることでしょう。
誰かのほんの些細なマナー違反や交通違反を見たら、全体がそういう集団だと思ってしまうでしょう。

集団で暴走する危ない自転車

そういう色眼鏡で見られてしまう可能性があるのです。
実際には、それに近いことをしてしまう人が若干名でもいる以上、色眼鏡でも何でもなく、正当な評価なのかもしれません。

私自身、ブルベに参加し出してまだ丸2年しか経ってない新参者ですが、一昨年より昨年、昨年より今年と、参加人数が増えるに従って、マナーやルールが守れない人たちの行動を目にする機会がとても多くなりました。
同じランドヌール(ズ)として、とても悲しいことです。

開催される場所の交通状況によって、気をつけるべき事は多少異なるかもしれませんが、「道路は使わせていただいている」という意識を持つことで、自分がどう行動すればよいのか、もう一度考え直す必要があるのではないかと思います。

主催者毎に事細かくブリーフィングで指示やお願いという形で話がされるケースもあれば、そこまでは言われないこともあります。本来は、言われなくてもそのくらいは理解しているのが自立したランドヌール(ズ)として当たり前の事なのです。

以下に、いくつか例を挙げてみます。

・集団は適当なところで分かれて、大きくなりすぎないように
ブルベで走るコースは、県道や市道など比較的道幅が狭く、路側帯や路肩のスペースがあまり無い道路が多かったりします。そういう場所では、自転車が4〜5台以上連なってしまうと、後続から来た自動車、トラックなどが、追い抜きたくても追い抜けない状況に陥ってしまいます。
ある程度速く走れても30〜40km/h程度で巡航している自転車を、それよりも速い速度域で巡航する自動車、トラックたちは、ドライバーの心理として、すぐに追い抜いてやり過ごしたい、と思うことは容易に想像できるでしょう。
スタート直後からPC1まで等、大集団が出来やすいところでは、ランドヌール(ズ)ひとりひとりがこれに対して注意を向けて、集団を分断し、後続の自動車、トラックなどが安全に追い抜いていけるだけのスペースを適宜空けておくことが絶対に必要です。
道路上で追い抜き、追い抜かれ、というのは非常に危険な瞬間であり、これをいかに円滑にするかというのはお互いの知恵の見せ所です。そして、抜いてもらうことは、後続の自動車、トラックなどのドライバーの無用なイライラ感の発生を抑制し、その後の八つ当たり的嫌がらせなどが起きないようにするための方策でもあるのです。
後方の集団にブロックされて苛ついたトラックが、無理に追い越して、さらに前方の集団を威嚇し幅寄せし、それによって煽られて落車するような事が起きてしまうのです。

気持ちよく追い抜いてもらうことで、これが回避できるかもしれない。
そのことを良く理解して、自分たち仲間のためにも、無用なブロックをするようなことは辞めてほしいのです。

・信号は守ろう
集団で走行していると、前方の信号が黄色になっても、前について行こうとそのまま交差点に突入してしまうランドヌール(ズ)がどうしてもいるようです。それが最後のひとりであれば、急ブレーキをかけるよりそのまま黄色で通過し始めた方が安全だと思われる場合は良いのかもしれません。
しかし、さらに後続がいるような場合は、勇気をもって「止まります!」と後方へ声をかけて停止すべきです。
周囲の交通状況から判断して、対向で右折レーンで右折待ちをしている車両がいる場合や、交差する道路に信号待ちで停車している車両がいる場合はなおのこと気をつける必要があります。
後続がいる場合、先に気づいた人が止まらないと、赤になってまで突入してしまう人が発生しがちです。
2人、3人と赤信号で突入する様を見て、周りの人たちはどう思うでしょうか。
それでは集団で暴走している自転車集団としか見えません。
単独で走っている時でも信号を守るのは当たり前のことですが、集団になればなっただけ、より一層気を遣うべきことだと思います。

・トラブル発生時に怒鳴らない
サイクリングロードなどで、歩行者などと事故ではなくても、何らかのトラブルで言い合いになっていたり、道路上で飛び出てきた車両とぶつかりそうになり、ドライバーに向かって怒鳴っていたり、という事がしばしば見受けられます。
自分たちからすると、相手が悪いと思って、つい怒鳴ってしまうのでしょうが、その瞬間を目撃していても、周りの人には理解できていなかったり、そもそも見ていない人からは、どういう風に映るでしょうか。
怒鳴るということは、無関係の周りの人に対しても威嚇することになることを理解する必要があります。
危ない目にあえば、一瞬アドレナリンが一気に吹き出して臨戦態勢になるのが人間ですから、怒鳴りたくなる気持ちもわかります。しかし、そこでぐっと堪えて冷静になって、たとえ一言怒鳴ってしまったとしても、二言目からは冷静なところから声を発するべきです。

頭に血が上った状態では、安全に走ることはできません。
トラブルでロストした時間を取り戻すために、そのような状態で急げば、さらに二次災害が起きる可能性も高くなります。何が自分にとって重要なのかをきちんと把握したうえで、無駄な時間はどこまで使っていいかを判断すべきでしょう。

・眠気を感じる前に休憩/仮眠をとる
長丁場のブルベになると、途中で必ず眠たくなる瞬間がおとずれます。居眠りしそうだ、という予兆を感じた、もしくは感じる前に計画的に、短時間でも休憩や仮眠を取り、意識がはっきりした状態で走ることが安全のためには絶対的に必要だと言えます。
キューシートなどから事前に大休止のポイントを予定していたとしても、途中で眠気を感じた場合には、なるべく早めに休憩を取るように、臨機応変にすることが大切です。

周囲の安全が確保されていれば、場合によっては歩道などの上でそのまま短時間仮眠をとることもありだと思います。
ただし、通行している他の方からみて事故や何らかのトラブルでないか?と心配されたり通報されたりしないよう、「仮眠中」であることがわかるような札(プレート)を掲示するなど、周囲への配慮もできればした方が良いと思います。


他にもいろいろありますが、すぐに書ける範囲で書いてみました。
あくまでも私個人の私見でしかありませんが、安全に走行し完走する、ということを考えた場合、少なくともこれらのことは十分知っておき、行動できた方が良いと思います。

また、ブルベだけでこうする、というのは難しいです。
普段から、こういった走り方をすることによって、いつでも同じような行動ができるようになります。
そういうことも念頭に置いていただければと願っています。

ランドヌール(ズ)たる者、スマートに走りましょう。









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