So-net無料ブログ作成
検索選択
前の10件 | -

前をよく見て走ってください、とブリーフィングでお願いする理由 [BRMスタッフ見習]

2015.3.5(木)

 ブルベの参加者にはベテランさんもいますし、ブルベ自体は初心者の人もいます。
BRM参加条件として、次のものがあるので、
「BRMは20歳以上で長距離ツーリングの経験、および同等の力量があり自己完結できるサイクリスト」

 ごく当たり前のことをわざわざブリーフィングでお願いするのもどうかと思いますが、
結局のところ、本当に気を遣って欲しいのは
「前をよく見て走ってください」
ということに尽きます。

 次に続く言葉は、たいがいこんな感じの言い回しでしょうか。
「自分の身を守るために、自分の進路は自分の目できちんと確認して、自分で判断して下さい。」
「前の人が行けたからといって、自分が行けるかどうかは自分自身で判断して下さい。」

 自分では見ているつもりでも、実際には見ていない(脳が認識していない)こともあります。
また物理的に100%前方を注視し続けるということもできないでしょう。

 それでも80%から90%を前方に注意を向けて、5%から10%をバックミラーや後方への振り返りで後方への注意を適宜向けて走ることで、たいがいの事故を未然に防ぐことができます。

 ブルベ中の事故とツーリング中の事故に特に大きな違いは無いと思いますが、公道を走る以上、事故はつきものです。それを防ぐために一番大切なことは、ひとつひとつの危険箇所の説明より、上記の言葉の意味をきちんと伝えることではないかと思うようになりました。
(※特徴的な危険箇所はブリーフィングや事前説明でお伝えしますが)

 具体的な統計データまでは一緒に出せませんが、これまで自分が直接見聞きしてきた事故は概ね次のようなものです。

・自損事故
 路面のキャッツアイに前輪を乗り上げて落車
 下りでミラーバーン(ブラックバーン)に気づかず滑って落車
 グレーチングに前輪を取られて落車
 カーブをコースアウトして落車

・前走への追突
 前走者が止まったのに気づかず追突、落車

・他の自動車との衝突
 左側商業施設の駐車場から出てきた自動車と衝突
 対向車が左側商業施設駐車場に入ろうとして、前方の自動車が停止しているのに気づかず左側すり抜けで衝突
 (いわゆるサンキュー事故のひとつ)
 対向車がこちらに気づかず右折して衝突

等々、これらの事故の多くは、自分自身がよく回りの交通状況を見ていればかなりの確率で防げたものが多いです。

 これとは別に、これはなかなか自分では防ぎようがないという事故もたしかにあります。
たとえば、後方から自動車に轢かれるというケースなどもあったりします。
いくら後方に一部の注意を払っていても自分だけではそのときに避けきれないものもあるでしょう。
これらに対しては、BRM規則では道交法では反射板だけでも走れますが、夜間必ず尾灯を点灯するように指示があったり、反射ベストの着用義務があったりするようになっています。
これで不足すると自分で考えれば、反射バンドを足首に巻いたり、泥よけや車体後部に追加の反射テープを貼り付けたり、追加するということもありでしょう。

 尾灯を1灯でなく2灯以上装備している人が、ベテランの中にはかなり多いと思います。自衛のための被視認性をどう確保するか。経験の中から増える装備もあるのです。そういう装備を着けた人が前方で走っているのを、しっかり見ることで理解できるものもあるはずです。

「前をよく見て走ってください」
「おうちに無事帰るまでがブルベです」と対になる言葉として、お願いしたいと思います。

 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。

2015BRM404定峰200・エントリー受付終了 [BRMスタッフ見習]

2015.3.3(火)

 おかげさまでBRM404定峰200、定員到達によりエントリー受付を終了しました。
6時スタート、7時スタートと2組での募集ですが、遅い方の7時の方が若干エントリー数が多く、最後の方に「第1希望:7時、第2希望:6時」という方数名について、6時に移動していただくことになりました。

 締切処理をしたのは今朝ですが、最終エントリーの時間は3/3 00:25のものでした。
ほぼ1日で埋まりましたので、エントリー峠も無く平穏だったのではないかと思います。

 自動返信メールはGoogle Appsのスクリプトで送信しています。ちゃんとしたシステムとかでは無いので、そのあたり割り引いて見ていただけると助かります。
ほぼ同時にエントリーされると、片方しか自動返信が効かないことがあります。また、Googleの制限で24時間以内に返信(メール送信代行)できる通数は50通程度となります。6時と7時でフォームを分けているのはアカウントを別々に設定して、各50通返信ができるようにしています。

 常時監視しているわけではないので、7時組が50通超えたところでフォームを停止することができませんでした。本来は50人を超えると定員を超えているので受付は停止すべきですが、第2希望の6時に振り替えさせていただくことでそのままエントリー受付としています。

 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。

裏方さんの雑用・封筒印刷 [BRMスタッフ見習]

2015.3.2(月)

 ブルベが終わったあと、しばらくするとブルベカードが主催者から返送されてきます。
この返送作業は地味な事務方作業ですが、よくよく考えると誰がやっても出来る作業だったりします。

 先日、BRM117三浦200、BRM207伊豆高原300のメダルがAJから届きましたので、BRM307石廊崎400のゴール番の方に、返送用の封筒詰め作業をお願いすることにしました。
なるべく早めに完走された参加者のお手元に届けたいとは思いますが、かなりの物量になるので一人で作業すると、それなりに時間がかかります。以前は夜中にやってましたが、最近は「ブルベカード返送作業大会」を近くの区民会館の部屋を借りて行ったりもしています。ただ、今年は本数が少し増えているので、タイミングがあえば長時間(実は誰も帰ってこないので待ってるだけの)待機している際にやってしまうことができれば一石二鳥というものです。

 これも言うのは簡単ですが、実際にやると結構大変だったりします。物理的にブルベカードの取り扱い場所を分けたりしないと、あとで悲惨な状況になるリスクもあります。また、作業者が異なると封筒詰めが終わっただけで「終わった」と勘違いしてしまい、全体の通数がちゃんと管理できてなかったりで検品作業のやり直しになったりもします。
メダル無しは定型25g以下で82円、メダル有りは定型50g以下で92円となり、それぞれ厚みと重さでわかりますが、分けて何通ずつあるかの管理が必要です。
特にスタッフや参加者が「これ自分の分だから」と何も言わずに持って帰ってしまうと、通数があわず差し出しに行った郵便局の窓口で困ってしまいます。

 その前準備として、返送用封筒の宛名印刷を昨晩チョコチョコやってました。
三浦200は95通、伊豆高原300は67通(いずれも完走して認定した人数と同じ)です。
ゴムで縛ってる方が95通、バラのほうが67通だったりします。広げると結構な厚みになります。
envelope.jpg


 ある程度昔からの試行錯誤で、今は市販の封筒に直接宛名と差出人表示、さらに料金別納郵便マークも一緒に印字してしまう方法に落ち着いています。
宛名データはエントリーデータから、認定番号(Homologation No.)は、内部的に入手しているACPリザルトの確定版からデータを抜いてきて、ふたつをガッチャンコしてから、CSVに一旦はき出して、宛名印刷用の古いソフトに流し込んで処理しています。

 宛名面に表示されるのは、次のとおり
・郵便番号
・県名
・住所1(主な住所)
・住所2(建物名など)
・宛名 (参加者姓名 ○○ 様)
・出走No.
・認定番号
・メダル有無 (Xとあるのがメダル有)
・差出人情報

 ブルベカードの入れ間違いがないように、宛名面に参加者の姓名、他に出走No.、認定番号も記載しています。
またメダル有無のマークもメダルの入れ間違いが無いように、また封緘したあとに「メダル個数があわない!」とか慌てた際の再チェック作業に役にたったりしています。

 昨晩は2つ続けて処理したので、だいたいは有ってるのですが、BRM207の返信用封筒にBRM117の連絡先メールアドレスが残ったままになってたり……(汗)
まぁ、実害はないと思うのでそのままで封筒は使いますが。

 こんなものもスタッフ事務作業に入ってたりします。

 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。


2015BRM404定峰200・エントリー受付3/2(月)・3(火)予定 [BRMスタッフ見習]

2015.2.28(土)

 週明け3/2(月)・3(火)に、BRM404定峰200のエントリー受付を予定しています。
例によって、エントリーフォームの仕込みとテストを行って、今し方ようやく準備完了。

 PBPシフトとは関係なく、例年通り4月上旬開催となる春の定峰200です。2012年に始めてその年は平日開催もあったのでVCR青葉(当時の呼称)で4回、2013年にR東京として2回、2014年にAJたまがわとして2回開催済なので、今回で9回目の開催となります。

 多摩川左岸18kmポスト付近を発着地とするため、「都市型ブルベ」としてスタートから40km、ゴールまで40kmぐらいの区間は市街地走行が入り、信号峠もそれなりにあります。
(最も、今年やっている南行きのコースに比べると、北行きのコースの信号峠は緩いですが)

 もっと走りやすいところに住んでいる方にはお勧めしにくいですが、AJたまがわ元々のコンセプトである「ご近所ブルベ」として、二子玉川から半径15km程度の都市部(都市周辺部も含む)に住むランドヌールにとっては、日常的に走っているような道路環境ですから、特に問題とはならないと思っています。

 この界隈に住んでいると、豊水橋まで片道50km、往復自走で100km追加とか、鎌倉まで片道50km弱、往復自走で100km弱追加、とかよりは断然良いと思う方向けのコース設定だったりします。

 獲得標高は1600mクラスで200kmとしては普通でしょう。近隣クラブの獲得標高がインフレしまくっている中で、相変わらずこのあたりのレベルのコースを継続しているのは、多少希少価値があるかもしれません。
あくまでも近隣の方向けですが、ブルベを生まれて初めて走る方の参加も多く、入門編としてはそれなりに良いコースではないかと自負しています。

 初めての方も、何度か走られている方も、よかったらエントリーしてみて下さい。
ある程度枠は多めに用意しているので瞬殺はないでしょうが、エントリー開始日に1日で埋まることも考えられます。
AJたまがわ会員の方は先行エントリーしていますが、一般の方で確実にエントリーを希望される方は、3/2(月)の午前中からお昼ぐらいまでの間にエントリーされることをお勧めします。
なお、4月は翌週にBRM411西上州300のエントリーもあるため、事務手続き(参加費の振り込み確認)の期間が十分取れません。定峰200の参加費の振り込み期限は3/6(金)必着となります。期限を越えて確認できない場合はエントリーをキャンセルさせていただくことになります。
これまでは、遅延された方の督促、再確認などで締切後1週間ぐらい余分にチェック作業が続いていましたが、物理的に対応できないため、ある程度きちんと区切っての対応とせざるを得ません。

遅延する場合は事前に必ずご相談下さい。
事後の相談や無断キャンセルは運営に支障を来しますので、ご遠慮下さい。


 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。


AJたまがわ・2年目の会員登録状況(2015年度) [ご挨拶・説明]

2015.2.27(金)

 世の中的には2月の月末日(明日土曜日が本当の月末ですが平日最後という意味)です。
AJたまがわ会員は加入保険が4月始まり翌年3月末終わりという所謂日本の年度単位となるため、会員期間がブルベシーズンとずれています。保険加入の切り替え時期となるため、2月末頃までに会員名簿を作成して3月上旬に加入手続きを済ませておけば、4月以降の保険としてうまく機能するようになっています。

 前後にいくつかのブルベのエントリー募集があるので、募集期間はとても短いものでしたが、新規加入受付は2/23(月)・24(火)に仮登録という形で連絡先メールアドレスなどを記入してもらい、その上で加入希望者数をこちらで確認してから本登録を2/25(水)・26(木)で済ませてもらって、本日2/27(金)に賛助会費と先行エントリーするBRM参加費を振り込んでもらい、事務方が受取確認できるところまでをスケジュールとして置いています。
(1週間で完結させるのは至難の業ですが、来週は来週でBRM404定峰200のエントリーがあり、以降も続くので)

 この新規登録の前に、既存の会員さん向けに継続登録を2/16(月)から受け付けていました。こちらも締切は同じく本日2/27(金)となります。

 2014年度、昨年の4月に春の定峰200開催からスタートしていますが、1年経てば各会員さんの置かれている状況(家庭・仕事、など)もだいぶ変わってきます。また自転車やロングライド、BRMに対する興味や割ける時間も変わってきます。そんなわけで、若干の方が音信不通気味だったり。予想の範囲内とも言えますが、連絡がつかない方はとりあえず継続登録はこのタイミングではできないので、一旦3/31付で退会扱いの処理をさせていただくしかないのでしょう。
再入会的なものは、今年でも来年でも、今のところは言っていただければいつでも受け入れるつもりではいますが、随時対応できるかどうかは、そのときの事務方作業担当者がどれだけ時間を割けるか次第になると思います。
(年に1度の更新タイミングであれば何にも特別なことは要りませんが、年度途中だと個別に保険加入などの手続きが必要となります)

 2014年度は88名(正会員26名、賛助会員62名)でしたが、正会員の一部は二子玉川以外の拠点でのBRM開催を目指した修行メンバーで、そのうち若干名は2015年度は活動できないため退会となる方もいたりします。
賛助会員の方でも一部の方は音信不通で、半自動的に継続しない扱いとなり、また若干名はご自身の都合(健康、仕事、等々)でブルベ自体を走ることが当面無いため退会されることになっています。

 トータルで何名になるかは、まだ確定していませんが、20名程度が離れて、30名程度が新しく加わるぐらいの入れ替えとなりそうです。100名前後でおさまるのではないかと思っています。

 ある程度の規模のブルベを開催するには、当日の裏方スタッフは10名程度必要です。距離が短いものは最小で2〜3名でも開催自体は可能ですが、かなり早めにゴールされる方などもいるため200kmでもゴール番は早番・遅番の二交代制を敷き、各スタッフが過負荷な状態にならないように配置を組むと、10名程度というのが目安になります。
(あくまでもAJたまがわ基準での配置の場合)

 距離が長くなったり、途中に有人コントロール(シークレット含む)を設置すると、その分スタッフ数は増えます。

 年間のBRM開催数が10回だとして、各10人ずつスタッフが必要だと、本来の「時には主催者、時には参加者」的な役割分担を取れば、各メンバーが年に1度ずつスタッフ作業を分担すれば、それだけで済むということになります。
15回だと2回という人も出てくるでしょうが、理想的には、その程度の回数なら過度な負担にはならないでしょう。
1回スタッフを担当して、4〜5本参加者として走らせてもらう。年間開催本数が10本あっても、半分ぐらい参加するだけで、残りは参加もしないし、スタッフとしても手伝うことがない。そのくらいの密度でブルベ遊びの頻度は高くなりすぎることが無い方が、健全なのではと思うことが多いです。あくまでも私個人の見解でしかありませんけど。

 現実はまだそんなことはなく、スタッフと呼ばれるごく一部の通年でのスタッフがブルベの運営の中心を担い、一部のスタッフは通年で多くのブルベの裏方作業に従事しています。スタッフ作業は実はそんなに特殊なものばかりでもないですし、ごく普通の一般常識を備えた社会人であれば、その人の特性にあわせて担当できる領域は必ず何かあると思います。運営負担はなるべく広く薄くできるようになるのが、中長期的な目標としてクラブ運営を考えています。


 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。






順次取得をお勧めする理由 [BRM四方山話]

2015.2.26(木)

 今年、AJたまがわでは「順次取得」は必須とはしていません。が、個人的な思いとして、やはり順次取得で200kmからステップを踏んで行く方が良いと思っています。
(かつてAJでも順次取得が必須だった時期があったそうですが、今は無くなってます)

 自分が走るだけでなく、2011年からフルで4シーズンほどスタッフをやってきて、いくつかのブルベのゴール番とかでそれなりの人数のランドヌールが戻ってくるのを見続けています。

 ACP公認BRMの距離が、200km、300km、400km、600kmというのは良く出来ているなぁ、とつくづく感じることが多いです。

 200kmは、春以降の陽が長い日程であればスタートからゴールまで明るいうちにゴールまで走りきることができます。灯火類の装備はBRM規定で必須となりますが、実際は殆ど使うことなく普段ランドネ(自転車小旅行)的な走り方をしていない人がロードレーサーの軽装(もちろん公道走行のために必須となる法定装備は必須)のまま出走しても、天候が良ければ全く問題ないことが多いです。

 ブルベ(国内ではほぼ≒ACP公認BRM)で200kmというのは、ある程度距離を走ることに慣れた人にとって、距離だけで言うと、さほどその壁は高くありません。(※ 山岳コースとか特殊なコースを除く)
ただし、決められた経路に沿ってコントロール(PC)を辿りながら走るというのは、少しだけ勝手が異なるでしょう。
自分で好きに走るのとは異なります。また一部のコントロールでの制限時間に合わせると、途中で大休止を勝手にとることができなかったり、また、基本はソロ走行ですが(ここ重要!)多くの参加者が同じ経路を前後して走るため、場合によっては前後に他のランドヌールが並ぶ場合があったりします。

 集団走行の必要性は全くないもの、前後に人がいる時の走り方、気の使い方というのも多少独特のものがあったりします。(ローカルルールに近いものなので、各クラブ、コースごとに参加者層で異なる)

 自分が200kmは(距離的に)簡単に走りきれるから、「まずは300kmから」とか考えている方。
別にそれが悪いとは言いませんが、ブルベはブルベの走り方があります。200kmを一度走って、それなりに慣れてから300kmへチャレンジされた方が良いと、自分が走者の立場でもスタッフの立場でも強く思う次第です。

 300kmになると、とても速い人は別ですが、一般的な走力でいうと夕方から夜間にかけて多少のナイトライド(夜間走行)区間が入ってきます。朝スタートの300kmであれば多くは復路の50km〜100kmぐらいの区間が相当するのではないでしょうか。ブルベのコースは本来、単純往復コース設定がACPからは推奨されていますが、国内BRMでは多くがループの周回コースだったり往路と復路が異なるコースも多いです。
明るいうちに朝走った経路を、暗くなって反対方向から戻ってくるというのは、実は理に適っていると思うのですが、そうであったとしても逆から辿る道は見え方も異なりますし、暗くなると全く違う道に見えることすらあったりします。
多くの人は、ここで初めて200kmで使っていた自分の灯火類の貧弱さに気づくことになると思います。とりあえずBRM規定に「前照灯」というのがあるから、適当につけとけば良いか、とか思っていると街灯も人家の明かりもない真っ暗な道を辿ったりして、その暗さを初めて体験するという方もいるようです。最初から、他のランドヌールから経験談などを聞いていて、またその装備を真似ていて、比較的明るいライトを複数装備されている方もいますが、「これじゃあ厳しいだろうな」という装備で出走される方もたまにいらっしゃいます。
それでも300kmはよほどのことが無い限り、ゴールまでの間に仮眠を挟む人は希でしょう。
(夜スタートの300kmは別物で、ほぼ400kmと同じものになるので割愛します)

 300kmまでは、ぎりぎりワンデーサイクリングの延長で、少しナイトライド要素が入ったものとなります。
ここまではおそらく距離が走れれば、なんとかなるという範疇に収まります。

 そして、300kmと400kmの間には、多くの人に取って最初の大きな壁が立ちはだかります。
一番の違いは、400kmという距離を一気に走りきれる人は、それなりに限られるということです。多くの人が途中で眠気を感じたりして、短時間でも仮眠を取ることが入ってきます。(400kmがワンデーサイクリングという人はレア)
長年ブルベを走っていても、300kmは出るけど400km以上は走らない、という人もいたりします。
夜間走行は慣れも必要ですが、自分の身に何かが起きるリスクが格段に高まります。総合的な判断でリスク有で走らない、という選択をされる方もいるカテゴリーなのです。

 仮眠を取る場所、取り方、それぞれ個人毎に経験と知識から来る実戦的なノウハウは異なります。
自分にこれが合っているからといって、他の人も同じように出来るとは限りません。
私自身は、三種の神器と呼んでいる、耳栓、アイマスク、エア枕(すべて100均で調達可)を使って、ごく短時間の睡眠を取って、一度少しだけ体温が下がってから自分の身体を再起動かけると、かなりリフレッシュされて頭がしっかりまた動くようになります。人によってはちゃんとした布団じゃないと眠れないだったり、そもそも眠くならない(ずっと脳が興奮している状態が続いている)ということもあるようです。
初めて400kmを走った時は、おそらく自分もずっと脳が興奮していたのでしょう。ほぼ眠らずに一気に走り切るような感じでしたが、それはビギナーズラックというか、初めてだから出来たことのようです。次の400kmでは途中でだいぶ眠くなって仮眠を取った記憶があります。
慣れもあるのでしょうが、より平常心に近い状態で走るようになると、自然と眠くなったりということなのだろうと、自分の身体については自分ではそう思っています。

 ブルベはあくまでも「認定」であって、規定の時間内にゴールすれば「完走」が「認定」されます。また、当然ですが途中のコントロール(PC)を規定のオープン・クローズ時間内に通過していることも必要です。
途中までどんなに頑張ってもゴールしなければ、記録は「DNF」で、ACPには参加したことすら記録されません。
(ACP:Audax Club Parisienの認定を受けるのがACP公認BRMですが、ACPには認定者のみ記録を提出しています。国内ではAJの管理上、DNSやDNFも含めたリザルトを出していますが、公式記録にはDNSもDNFもありません)

 PC不通過(無人PCのレシートを貰ってきてない、そもそも立ち寄ってない)で、生まれて初めてのブルベが400kmで、ゴール受付でスタッフ一同が頭を抱えてしまったことがあったりします。もちろんDNF(失格)です。
ブルベを走る上でごくごく基本的な動作がまだ身についていない人が、走力があるからと400kmから参加した結果のひとつです。(ベテランでもたまに忘れる人もいますが、加齢によるボケとかネタとかでそれはまた別の話)

 いきなり400kmから走る、ということがどういうことか。
私だけで無く、他の経験者から話を聞いてみることをできればお勧めしたいと思う次第です。

 朝スタートの400kmだと、翌朝のスタート時間+3時間がゴール締切時間です。6時スタートなら翌朝9時、7時スタートなら翌朝10時。短時間の仮眠を途中入れてリフレッシュして安全にゴールした後は、ゴール地点付近でさらに仮眠したりして、そこから自宅へ戻ることになります。400kmのゴール後はとても眠いという人が多く、自走ができず輪行で帰ったり、車載で来られた方は、とりあえず車内で十分な仮眠を取ってから帰られるということも多いようです。
また、残念ですが、ゴール後に自宅までの移動の際に、事故に遭われる方もそれなりの数発生しています。

 400kmから先は、やはり別次元だと思うようにしたいところです。

 300kmと400kmの間には大きな壁がありますが、400kmが走れるようになると、そこで一旦リセットが効くぐらいの身体になって、翌日200kmブルベみたいなノリで、淡々と走るだけで完走できたりもするようです。
500kmがなくて、400kmの次は600kmというのは、よく出来ているなぁと思います。

 ここまで走るとSRです。別にSRを目指す必要もないですし、自分が走りたい距離までを走ればいいことだと思います。SRが必要なのは、PBPの参加資格がその年のSRだからというのがあるわけですが、そもそも国内でACP公認BRMが始まったのはPBP Randonneurへ行くための「手段」としての側面も強かったようです。
古くからの主催者は、PBPがあり、SRが必須であり、そこに拘る。それだけのことです。

 単なるロングライドの「距離別認定」という意味でのブルベ、またACP公認BRMの認定が欲しいという人は、200kmからスタートして、好きな距離まで走ればいいというだけでしょう。

 かつてはSRも「すごいなぁ」という遠い世界の話でしたが、今はちょっとロングライドを続けていれば、またコースをちゃんと選んで順次ステップアップしていけば、SRはさほど難しいものでは無くなりました。
私自身、始めた頃より走力は格段に落ちてますが、それでもなんとかSRを確保するぐらいは毎年続けてこれたりしています。(今年はどうなるか、また別の話)

 昔と違って、BRMの開催本数が少ないわけではありません。春から走り始めても、それなりにステップを踏んでSRを取ることも可能です。無理せず順次取得をお勧めしたいと思います。


 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。




地道にぼちぼちやってます [BRMスタッフ見習]

2015.2.25(水)

 時折、ぼやきツイートが多過ぎるのか、一部の方からご心配いただいているようですが、なんとかぼちぼちやってます。

 運営に関わる事務作業というのは各クラブ毎にだいぶ異なると思うのですが、うちではまだ作業の分散化まで至らず、ほとんどの事務作業を代表が担当するというセルフブラック運営で回しているのが現状だったりします。

 今年は特にPBPイヤーということで、昨年の初年度とは変わりだいぶ本数を増やしてます。
1つのグループだとブルベとブルベの間は3週間ほど空けてようやく自転車操業が回るというのが正直なところですが、4月は200km、300km、一週飛んで400kmと3本予定されています。

 これらの主催は担当者を分けて行うように予定していますが、裏方事務作業でエントリーを捌くまでは、ほとんどの準備から実際のチェック作業まで代表が担当しているという状態で進めています。
そのため、毎週エントリー処理の準備、エラー対応、等々が延々と続きます。

 その前にAJたまがわ会員の2015年度会員の継続・新規登録作業も挟まっていて、現在これがある意味佳境だったりということもあったりします。(ついでに言うと、鴨川200のエントリーが同時並行で昨日まで残っていたようで、これの入金消し込み処理などは他のスタッフにお願いしていますが、雑多な振込が混ざってくるため結構手間が増えていたり、Google Apps様のご機嫌がいまひとつだったり…)

 私自身の「主催」については、次がBRM516日立600(元は北関東400+宇都宮発200km)、BRM709比布-美瑛-比布1000で、長距離ばかりで、どちらもそれなりに仕込みに時間のかかる作業が待ち受けています。本当はその準備をしたいのですが、重要なことより直近の急ぎの作業で忙殺されて考える時間があまり取れないというところが少し困ったところです。

 自分自身、あまりチェック作業とか細かいことは得意ではないのですが、ただ単に前からやってて慣れてるだけ、ということで今年はまだ全体のチェックを含めて続けていたりします。少しずつ作業の分散化と、分散してもチェック作業はあまりしなくても大丈夫なだけの作業品質の担保をしていく必要があるのですが、少しずつ地道にやっていくしかありません。

 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。

2015年度AJたまがわ賛助会員 2/23〜24新規登録受付開始 [ご挨拶・説明]

2015.2.23(月)

 先週もここで書いてたりしますが、本日2/23(月)より2015年度AJたまがわ賛助会員の新規登録の受付を開始しました。


 詳しいことはAJたまがわサイトの会員募集要項(2015年度)をご確認下さい。

 この後、来週3/2(月)から4月開催のBRMなど毎週週替わりでエントリー受付があるため、会員登録の受付期間は今週一杯となります。
また登録に関して、仮登録、本登録の2段階となりますので、最初の仮登録は本日2/23(月)および明日2/24(火)のみの受付となります。

 それほど大きな需要は無いと思いますが、応募者多数の場合はある程度の人数で早期締切となる場合もあります。
予めご了承願います。


 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。





冬場の雨は怖い [BRMスタッフ見習]

2015.2.22(日)

 2週間後の土日、BRM307石廊崎400です。
自分の中では今年のAJたまがわ開催BRM(二子玉川発着)の中で、実は一番天候リスクが高いのではないかと思っていたりするもので、穏やかであればちょっと夜寒いぐらいで何事もなく走れたりするでしょうが、雨にやられるとかなり厳しいのではないかと...

 昨日から今朝にかけてスタッフが試走に出ていましたが、1名完走、1名350km地点でDNFとなったようです。

 昨晩、伊豆半島東海岸は少しずつ雨っぽくなっていき、途中から降られてしまったようです。

 寒さに対する耐性は個人差がとても大きいので一概には言えませんが、この時期まだまだ夜間走行は厳しいということを再度肝に銘じておきたいところです。

 ある程度走っているスタッフでも苦労しています。
それなりの経験がある方でも、天候変化を考慮した十分な装備、ウェア選択をした上で、当日チャレンジというぐらいの気持ちの方がよいと思います。

 今年は順次取得をあまり前面に打ち出していないので、石廊崎400を初めてのBRM参加とする方が若干名いらっしゃるようですが、冬場のオーバーナイト走行で雨に降られると、春以降にちょっとやそっとの荒れた天候を走れたからと言って走れるものではありません。別世界です。

 前回のBRM207伊豆高原300では、天気予報の降水確率20%程度だったかもしれませんが、東伊豆から後半降られたようで、なるべくそれを避けて走ることができた人、ずっと雨雲と一緒に帰ってきた人、といらっしゃいました。
それでも日付が変わる頃に戻ってくる人が大半で、未明から早朝にかけて一段と冷え込む時間帯の走行はありません。天気予報の降水確率は1mm以上の雨の降る可能性で予測されるわけですが、1mm以下だと降ってもそれは0%ということになります。正確ではないにせよ、20%とかは降られる場合もあるという予報であって、「雨具無しで行ける」という判断は、よほど低体温に強い特殊な身体の持ち主以外難しいのではないでしょうか。

 準備の段階から、実はブルベは始まっています。BRM307石廊崎400、当日天候に恵まれることを祈りつつ、走るなら万全の備えをしておきたいところです。

 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。

他山の石 [その他雑談]

2015.2.20(金)

 平日ガラガラの多摩サイへ少しふらっと走りに行ったところ、ウォーキング集団と延々とすれ違う羽目に陥り、だいぶ考えさせられました。

 どこかの学校のようですが、結構な大所帯。所属団体名が入った色違いのビブスを着て歩いてくる様は遠目にみていると微笑ましく、近づくとそれなりに大変だったり。もうひとつ別の学校もいたようで、そちらも所属団体名が入ったジャージなどで、どこの人たちなのか丸わかり。団体名の看板を背負っているわけです。
※実際は校名までわかってますがここでは書きません

 集団になると、たいがい人は横柄な態度になりがちです。子供達ならなおさらかもしれません。
ある程度は回りの大人が許容してあげる必要もあるでしょうが、他のランナー、ママチャリの自転車、などがかなり迷惑をしていて、たまに怒鳴っている方もいたり...
延々と、前をふさがれ、パスしてもパスしても、同じ集団が横に広がって道を塞ぎ続けているのは、やはりあまりよいものではないでしょう。

 途中、チェックポイントのようなところにいた保護者(教職員?)の方にやんわりとお伝えしましたが、事故がおきて怪我をして子供達が痛い目にあうのは可哀想ですよ、と...
指導はしているのでしょうが、実際のところ、やはりそれが行き届くというには程遠いようです。

 これって、何かと似てるよなぁ、と。
ランドヌールが着用している反射ベストがそれにあたります。
最近はブルベライダー以外でも着用が増えてきていますが、ブルベ参加者は基本的に反射ベストを着用しているため、集団になると良い意味でも悪い意味でも目立ちます。

 参加者ひとりひとりが、外から見られて恥ずかしくない乗り方をしているか。今一度見直して貰えるようにより一層働きかけていくことも必要なのだろうと思った次第です。
僕らは運営側として、スタートを組み分けしたり、ウェーブで細かく切ったりという工夫をしています。その分スタッフの待機時間などが長くなるなど時間的なコストも支払っていますが、それだけでは不十分です。
実走スタッフとして分かっているブルベライダーを投入したり、クラブ制度を作って(少なくともアウェイでなくホームでの参加という意味で)問題行動が起きにくい参加者を増やすようにしていますが...


 
↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。




前の10件 | -